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2010年10月31日 (日)

第51回日本児童青年精神医学会総会

昨日まで群馬で開かれていたこの総会で、研究材料としてTRPGが取り上げられていたそうです。
Twitterを検索してみると、リプレイまで作られていたとか。

もともと、ロールプレイングという手法は精神医学やコミュニケーションの手法としてアメリカでは結構古くから研究が行われていて、小学校のカリキュラムにも取り入れられていると聞きます。
真偽は不明ですが、精神療法のリハビリテーションのひとつとしてD&DやT&Tが使われていたとかいないとか。
F・シャフテル,G・シャフテル 西川一廉訳 『ロールプレイング 集団による問題解決法』 ミネルヴァ書房 1971年という解説書が出ていましたので、思い出した次第。
古い本なので、読みたい方は国立国会図書館へ…

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2010年10月30日 (土)

TRPGのリプレイ同人誌が店頭に並ばないのはなぜか?

■あまおち総統エッセイ 第5話『同人リプレイ解禁を』

落選ついでに作業していたところで拾った記事なんですが、TRPGに限らず2次著作の同人全部に関係していることなので思ったことを書いてみます。

まず、著作権にうるさいと言われているのはディズニー、任天堂、サンリオの3社が筆頭に出てきます。
ディズニーはもうご存知の通り(一方でこんな記事も)ですが、任天堂もポケモン同人誌事件以降同人に厳しいというイメージが広まっています(実際はどうか知らないのですが)。
同人誌印刷所の中には、栄光サンライズパブリケーションのように、ディズニーや任天堂の作品の同人誌はお引き受けできませんとマニュアルに明記してあるところもあります(これは同人誌印刷業界の「暗黙の了解」なので、他社でも同様に扱われることは知っておいて下さい)。
ちなみにこれは実はTRPGにも関係しておりまして、『ヒーローウォーズ』に出てくる「ダック」という種族の絵を同人誌に描いたところ、印刷所からクレームを付けられたという話がございます。笑えん。
あと、サンリオもライセンス商品に承認番号を明記させるくらいの著作権管理を徹底している会社ですが、コミケなどで「おねがいマイメロディ」とか「ジュエルペットてぃんくる☆」の同人誌が出ていることを考えると、同人に対してはどうなんだろう、と謎な部分があるますなぁ。追記:コナミ

逆に、スクウェア・エニックスや光栄のように、同人層を取り込んで営業を展開して成功している会社もありますので、やっぱりこれは会社の方針次第なんでしょうかね。
特にスクウェア・エニックスはコミケ76で「ファイナルファンタジー」のサークルに社員が営業にきたという記録がコミケ77のカタログ1315ページのマンガレポートに載っているくらいです。

閑話休題。

TRPGだとFEARスザク・ゲームズが同人ガイドラインをwebで発表しています。(昔はグループSNEのサイトにもあったような気がするんだが、どこ行ったんだろ?)
FEARの規約は最初FEAR主催の「エルジェネシス」の同人誌コンテストの時にブチ上げられたものがほぼそのままwebに載っているものですが、当初この規約を読んだ数人のゲーマー(俺含む)が「FEARは同人を規制するのか」と反発して抗議や質問の手紙を送ったと聞いています。
これに対してFEARは「ゲーマーズ・フィールド」誌面で「当社は同人活動を応援している」と回答したらしいですが俺は読んでないのでいつの号か分かりません。どなたか持ってたらご教示下さい。
(ちなみに、うちが近年までFEAR作品を伏字にしていたのは、あの規約を素面どおりに読むとタイトルを上げただけでも著作権表記しないとペナルティの対象になると判断したためです。規約が改正されて問題がなくなりましたが)
海外だと昔のTSRが著作権にうるさいので有名でして、Wikipediaで「TSR社」とか「ビホルダー」を調べるとそこのあたりが良く分かるかと思います。

ようやくJGCの話ですが、あまおち総統はご存じないかもしれませんが、1990年代、晴海で開催されていた頃のJGCでは、TRPGの2次創作の同人リプレイを売っているサークルがあったのですよ。
当時の(名目上は今もですが)主催者が同人サークルのブース参加も募集していました。
私はそこでソードワールドのリプレイ同人誌を買った覚えがありまして、いろんな経緯でそのサークルの方とは今もおつきあいがあります(今度の冬コミにも参戦されます)。
当時のJGCの案内では、同人サークルに対しては「著作権を侵害しない」ものであれば売って良い、という簡単な注記が書かれていただけだったのです。
先のエルジェネシスの同人誌コンテストで入賞した作品も堂々と会場で販売されておりました。
それが、なぜ、今のJGCではできないのでしょうか?

当サークルが同人誌通販でお世話になっているプレイスペース広島様とか、秋葉原でTRPGの同人誌を扱っているロール&ロールステーションやイエローサブマリン秋葉原RPGショップでも、商業作品の2次創作同人誌の委託販売は引き受けてくれないのです。
逆に、TRPGの知識があまりないと思われるメロンブックスとか虎の穴あたりで、なぜかソードワールド2.0のリプレイ同人誌を売っていることもあります。
広島の伊藤店長は良くうちの本を笑って仕入れてくれるんですが、『ひと夏の機会攻撃』だけは「面白いけどうちでは扱えない」と言って下さいました。
それは褒め言葉だと思うのですが、『ひと夏の機会攻撃』の内容に関しては、今のところSNEからもFEARからもまったくクレームが来ていないことを申し上げておきます。
ところで、同人誌として発行されたはずの『央華封神』第3版ルールブックは全国のイエローサブマリンで流通しておりましたが(地元の溝の口にも置いてあった)、あれはやっぱりSNEのパワーかなんかなのでしょうか。

そんな訳で、2次創作の同人リプレイを売る手段が、事実上コミケくらいしかない、というのが現状です。
AHCさんはゲームマーケットでも出展されてますが、ゲームマーケットはTRPGよりもカードゲーム、ボードゲームが主体のイベントなのでTRPGサークルの出店は少ないのです(とはいえ、コミックシティやコミッククリエイションよりは多いですが)。
TRPGのリプレイ同人誌が大きな流れとなっている現状、特に今はダブルクロスとかアリアンロッドのリプレイ同人誌ががんばってますが、これらを同人誌として流通できない理由や事情はどこにあるのでしょうか?
特にFEARは規約を守れば出していいと言っている訳ですし、店舗流通すれば売れる作品もかなり出てきています。
なんで店舗流通できないんでしょうか?
ショップの皆様は原著作者に対して後ろめたいものでもなんかあるのでしょうか?
例えばロール&ロールステーションで、Role&Rollでサポートされている作品の同人誌を売るのは大いにアリだと思うのですよ。
JGCもロール&ロールステーションもゲームマーケットもみんな運営母体はひとつの会社(アークライト)なんですから、もっと同人誌のパワーを受け入れる方向に動いてもいいんじゃないかと思います。

なんたって、今のTRPGのリプレイ同人誌の隆盛を作った原因は、商業作品のリプレイの隆盛なんですからねぇ。

あまおち総統、続きの話を期待しております。

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2010年10月29日 (金)

コミックマーケット79落選

お久しぶりです。
表題の通り、コミケ79は落ちました。
前回の委託先☆ぷちだいす☆様も落ちておりますので、委託もなしです。

当方の出版物に付いては通信頒布を継続中ですので、是非メイルオーダーをご用命下さい。

2011年の新刊は現在計画中です。ご期待下さい。

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