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2009年4月 2日 (木)

D&D第4版がよくわかる本

Cdndys
「D&D第4版がよくわかる本」をようやく購入しました。

「D&Dがよくわかる本」と言えば、クラシックD&Dのときの入門書として良く知られ、その後多数発売された「〜がよくわかる本」の先駆けとなり、お世話になった方も多いはずです。
電撃ゲーム文庫版でも内容の一部を修正しただけで、こちらを読んだ方も少なくなかったのでは?


Dndcys_2

で、内容なんですが、「D&Dとはなにか?」「どんなキャラクターになりたいか?」「ルールのまとめ」がそれぞれカラー見開き2ページで紹介されている。
ちょっと簡単すぎなんじゃないですか?
「種族とクラスの紹介」では、その通りのことが簡潔に書かれていて、データ的な特徴は書かれていないのですが、ジェナシとかドラウとかソードメイジとか、フォーゴトン・レルムを前提に紹介しなくても別にいいんじゃないか?と。
「ルールのまとめ」もかなり簡単過ぎで、d20system共通の判定方法、ダイスの種類の紹介、簡単な戦闘の流れの紹介だけ。
これだったら、「シャドウフェル城の影」にあるクイックスタート・ルールを見せた方が遥かに有用なんじゃないデスか?

Dnd4ys_2

で、その後のリプレイなんですが、GAMEJAPANに連載されていたらしいものを再構成したもののようでして、これを読んでるとD&Dの紹介にかこつけてリプレイを買わせたかったんじゃないかと思うほどの内容で。
なんでホビージャパンの刊行物でFEAR作品のタイトルを見なきゃならんのかと思いますが、まぁそう言う人物がプレイしていた訳で。
しかし感心したのは、要所要所でルールの説明や状況説明、注釈などがしっかりフォローされている点で、ちゃんと「初心者にお勧めできるリプレイ」になっているという点であります。
ちまたに数多ある「ルールブックを読んでいることが前提のリプレイ」とは違うのですよ。
他にも日本語版の製品カタログ、フォーゴトン・レルムの簡単な紹介、公式FAQの翻訳、某社に倣ったレコードシートなどなどが満載。

リプレイに重点を置きすぎている嫌いはありますが、「D&D第4版ってどんなゲームなの?」と思っている人には、とりあえずお勧めできる一品です。

結局、詳しく知りたい人はルールブックを買えってことなんですけど、それが目的の本な訳ですから。

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