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2009年1月20日 (火)

ルールブックを買う判断基準

新しいルールブックを買うときに、皆さんは何を判断基準にするでしょうか?
私がTRPGに手を染めた20年前(もう20年経つのか…)には、インターネットはもちろんなかった時代ですから、雑誌記事がもっぱらの情報源でした。
1989年、と言えば「ソード・ワールドRPG」の初版が出た年ですね。
クラシックD&Dの最盛期であり、この年から1994年あたりまでが、国産・洋物を問わず多種のTRPGシステムが発売されて、「TRPGバブル」なんて言っていた人もいた頃です。
雑誌での新作情報や広告が第一の判断基準だったり、実際に新しいゲームを遊んでみて、気に入ったら買うというような事が普通でした。
ソードワールドがエポックメイキングと言われる理由の一つに、「ルールブックを発売する前にリプレイを発売する手法を確立した」というのがあります。
クラシックD&Dが日本で発売された時は、多くのシミュレーションゲーマーが「このゲームはどうやって遊ぶのだろう?」と悩み、「10フィートの棒」の使い方に悩み、あれこれと試行錯誤して、シナリオやソロアドベンチャーが発売されてからようやく遊び方が判明するということがあったのです。
ソードワールドは、ルールはルールブックで、ゲームの実際の進行はリプレイで、
と役割分担ができていた事で、実際にはどう遊ばれているのか、ということが分かるようになったのであります。
「リプレイを読めば遊び方が分かる」ということで、ソードワールドのリプレイからルールブックを買うようになったプレイヤーさんもたくさんいらっしゃいました。

さて、ネット環境も普及した現在では、昔よりも簡単な方法で、より多くの情報を得ることができるようになりました。
そのため、新作情報が大量に出回っておりまして、ゲームを買うための判断基準も多様化してきています。
どんな判断基準があるか、ざっと羅列してみましょう。


  • ジャンル

  • 制作者

  • 文庫か、ムックかの判型

  • 価格

  • 国産か和訳か

  • リプレイが出ているか

  • リプレイが面白いか

  • アニメやコミックになっているか

  • ゲームで使うサイコロが多いか少ないか

  • サポートやサプリメントが充実しているか

  • プレイヤーの年齢層

  • カバーアート

  • 同性プレイヤーの多さ(注:女性同士で遊ぶ場合など)

  • ブログでの取り扱いや評判

  • ネタにした同人活動の多さ(紙やweb)

  • オンラインセッションのしやすさ

  • 近年でも特に重要視されているのがリプレイが面白いかという点であります。
    現在ではルールブックの発売前に、そのシステムを使ったリプレイが発売されるという事が多くなっております。
    リプレイが面白ければ、ゲームを遊んでみようという気を起こさせて、ルールブックを買う意欲につながるという訳で、この点、ルールブックのプロモーションという意味でもリプレイの重要性は高くなっております。
    ちなみにこれはルールブックの発売後でも有効でして、D&D3.5では若獅子のナントカというリプレイが発売されたあと、ルールブックの売り上げが伸びたという声も聞かれております。

    私は基本的にリプレイを体が受け付けないようになってしまいましたので、昨年アリアンロッド(アリアンロッドは有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチ、有限会社ゲーム・フィールドおよび株式会社富士見書房の著作物です)の基本ルールブックとシナリオ集を買った時もリプレイは買わなかったのです。
    あのときは過去に3回ほどプレイヤーになったことがありまして、FEAR作品特有のクセが少ない事とルールが比較的シンプルな事からこれなら俺でも遊べそうだという結論に至りルールブック購入を決断したという次第です。

    最後にもう一度。
    新しいルールブックを買うときに、皆さんは何を判断基準にするでしょうか?

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