「竜の書」買いました
D&Dの新サプリメント「竜の書」を購入。
クラシックD&Dでも、ドラゴンとジャイアントの解説サプリメントがあり(未訳)、一部で「中日巨人」なんて呼ばれていたっけ。
概要は市川丈夫様のところをご覧頂くとして、表紙と裏表紙の見返しに10頭のドラゴンのご尊顔が印刷されているという、今までになかった装丁で期待させるのです。
まずドラゴンの生態について丸々1章書かれていて、ドラゴンの骨格から内蔵から筋肉などの詳細な図解が乗っている。
誕生、成長、死、なぜドラゴンは宝物を蓄えるのか?など、非常に興味深い設定が至る所に記されている。
全10種類のトゥルー・ドラゴン(D&Dの「普通のドラゴン」の呼称)の外見的特徴、翼を広げた絵、見分け方や習性までもが詳しく乗っているので、D&Dプレイヤーならずとも、ドラゴンに興味がある方はお手に取ってみてはいかがだろうか?(高いけど)
あと、5章のドラゴンのサンプルは、トゥルー・ドラゴン全種類のサイズごとにサンプルデータが載っているので、すぐに使いたいドラゴンが見つかるのでDMにも有用である(この章にも、種類ごとのカラーイラストや巣の図版がある)。
・・・で、見ていて気がついたこと。
ブラック、ブルー、ホワイトの各ドラゴンの顔つきは、D&Dミニチュアのあのドラゴンの造形とそっくりなのだ!
英語版の発売スケジュールからして、この本の画稿から造形が起こされたと思われるが、それにしても半端のないこだわりである。
D&Dアイコンズのドラゴンをお持ちの方は、是非見比べていただきたい。
と言うわけで繰り返しですが、ドラゴンに興味があるなら、D&Dファンならずともお勧めの逸品。
高いけど。
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